Home // イベント報告 // 台湾タンデムサイクリングの旅 参加者の感想 2

台湾タンデムサイクリングの旅 参加者の感想 2

参加者の感想1から続き
心地よい台湾の風

外園 健次

 私にとっては、海外旅行そのものが初めてだったので、視覚障害者にも理解のあるサイクルボランティアジャパンの方々と行けるという事で、台風21号の影響でドキドキしましたが、旅行そのものに対しては安心感がありました。

歓迎会やいく先々での食べ物の多さとおいしさに驚きの連続でした。行く前から「台湾はいいよー!」といろんな人に言われていたのですが、ほんとうにその通りでした。
サイクリングは、予定よりも少し短くなってしまったのは残念でしたが、現時点でタンデム未解禁の鹿児島県に住む私にとって、非常に楽しい時間を過ごせました。タンデム自転車を個人的に所有してはいるものの、パイロットの都合などもあり数カ月に1度くらいしか乗れず、普段は固定ローラー台で扇風機の風を浴びている私にとって、全身で浴びられる台湾の風は非常に心地よかったです。

電車やバスでの移動は確かに楽ですが、目の見えない人間にとっては窓の外の景色を楽しむということはできないので、どこを走ろうがあまり変化はないのですが、タンデム自転車での移動ではいろんな音が聞こえてきて楽しかったです。聞きなれない虫や鳥の声などが聞こえて来たり、沿道の方々から「加油!」などの声をかけてもらえたり、台湾にいる事をとても実感できた時間でした。

ほんとうに良い経験ができました。今回の旅行をきっかけに、中国語を勉強したくなりました。次回、参加できた時には、自分の中国語で少しでも現地の方々とお話がしたいです。
ありがとうございました。

(ほかぞの けんじ)

圧巻だったタンデムサイクリング

小森 茂之

台湾でのタンデムサイクリングの醍醐味にひたりました。たくさんのタンデムが連なって走る列は圧巻でした。
暑い暑い台湾の天候にバテバテになりましたが、台湾側の人たちの手厚いサポートによってさわやかで快適に楽しむことができました。みんな明るくて元気で楽しさいっぱい、元気をもらいました。

(こもり しげゆき)

台湾タンデムサイクリング

西 正次

 僕は今年で3年連続、台湾タンデムサイクリングに参加させていただきました。今までは10月の開催でしたが、今年は9月で「たぶん暑いのだろうな」と思っていましたが、案の定暑かったですね。
しかし、近年の日本も異常気象なのか35度を超える猛暑が、普通に続くようになり、それに慣れているせいか特に苦しいと感じるほどではなかったです。

 台北に到着した夜はいつものように熱烈な歓迎会をしていただきまして、美味しい料理をお腹いっぱいになるまでいただきました。
台湾の料理はビールにとても良く合い、スイスイと飲んでしまいます。また紹興酒とも良く合い、つい飲み過ぎてしまうほどです。
そして最後は、その日が誕生日だった大島さんの“誕生日パーティー”となり、皆でhappy birthdayを歌い、お祝いするという演出まであり、サイクリングが始まる前から大盛り上がりで、これから始まるイベントに期待が膨らみます。

 サイクリング初日は予定が遅れたようで午前の走行はカットとなり、直接バスで昼食を取るためのレストランに向かう事となったのですが、運動はしていないのにお腹は減るという具合で、これからの3日間は、いったいどれぐらい食べるのだろうかと思い、ちょっと心配です。

 休憩の度に、お菓子やバナナなど、ほんとうに台湾の人はよく食べるなと、いつも感心させられます。
それが台湾の人たちのパワーと明るさの源なのでしょうね。たくさん運動をして、たくさん食べて、たくさんしゃべって、たくさん寝る。

 目が悪くても、これが心身ともに健康な理由なのかもしれないと、感じさせられました。
その日の宿舎は台湾の歴史を感じさせるような雰囲気のある建物でしたが、設備は近代的な物がそろっていて、とても快適でよく眠れます。

翌日も良く晴れ、暑いうえにアップダウンが多かったせいか、大勢の人がばててしまったようです。
僕も水をガバガバと大量に飲みました。汗も滝のように流れ、サングラスも服もボトボトに濡れていましたが、爽快感でいっぱいです。

 それはボランティアの方たちが先回りをして交通規制をかけ、タンデム自転車がスムーズに走れるようにしていたからなのでしょうね。
昼食は海のそばのレストランで海鮮料理が次々と出されて何回お代りをしたでしょうか?とにかくガツガツといただきました。
食後はレストラン前の木陰の下にあるベンチに腰を下ろし、波の音を聞きながら気持ちの良い潮風に、ついうとうととしていると今度は甘く冷たいスイカが振る舞われ、至れり尽くせりとはこの事なのでしょうね。
しかし、逆にボランティアの人たちは休憩の間でも、こうやって皆のために働くのだから感謝をしなくてはいけないと強く思います。

 午後からの走行も暑い中を突き進むのですが、海のそばを走った時には何とも涼しい風に吹かれ、気持ちの良いものですね。

 アッという間に午後の走行も終わり、今夜泊まる宿に到着すると、そこは熱帯地方なんだなと思わせる光景でした。

 樹木の間に、小さな平屋の建物が、いくつも点在していて、その一つに泊まるのですが、まるで村人になったような気分です。

 シャワーと洗濯をすませて脱水機にかけようとすると、中に誰のか判らない洗濯ものが入ったままでした。
中の物を取りだして、その辺におくと汚れてしまうので出す事もできず、どうしようかと思案していたら、台湾の女性が声をかけてくれました。
言葉は通じませんでしたが、身振り手振りで伝えると、洗濯ものの主を見つけてくれて日本語の話せる男性を読んでくれました。
その方の姪御さんが目が不自由だと言う事でボランティア活動をするきっかけになったようですが、話しをしていると、その人柄や優しさが伝わってきます。
見知らぬ土地で、始めて会った人たちの優しさやぬくもりに、さりげなく触れる事がありますが、それも旅の醍醐味と言うものなのでしょうね。

 夕食は屋根だけの野外レストランのようでしたが、これも雰囲気があり、さらにオープニングにコンガでしょうか?ラテン系の太鼓の演奏で益々盛り上がります。
数人の奏者の奏でる音色は、力強さを兼ね備えるサウンドで南国の夜空に響き渡りました。
メニューはスパイスを利かせた海鮮料理を中心に、鳥や豚肉に野菜がたっぷりと大量に運ばれ、ご飯の上に乗せてはガツガツと駆け込みます。暑さのせいで空腹感は鈍くなりますが、数種類のスパイス効果が食欲をかきたててくれるのです。
きっと台湾には、夏バテという言葉はないのではないでしょうか?

 翌朝は早く寝たせいで、夜明け前に目が覚めました。ぶらりと外へ出てみたのですが、熱帯地方といえども、さすがにこの時間では暑さは感じません。
涼しさの中に湿度があり、日本でいうと高原にいるような感じがしました。しかし、明らかに違うのは樹木の葉の形や野鳥の声です。
改めて熱帯地方にいるのだなと思いました。
朝食が終わると出発です。今回は午後の走行がありませんので、これが最後になります。
去年と比較すると走る距離はかなり短くなりますが、アップダウンで言うと今回の方が多かったような気がします。峠のような道路を走りましたが、自然の風に触れるというのはとても気持ちの良いものです。多少登りもありましたが、下る時のスピード感や爽快感は圧巻です。全身に風を受け、ワイディングロードを駆け抜けると風になったような気がします。

 僕はブラインドスキーをやるのですが、その感覚に似ているような気がします。そんなふうに走っているとアッという間に時間が過ぎて最後の走行も終わりを告げました。

 昼食後には多少時間がありましたので無料の温泉で汗を流す事にしたのですが、着替えが無く、せっかくきれいになっても汗でボトボトになった服を着るのは気持ちの良いものではありませんでした。しかし、それでも温泉効果なのか、意外に身体はサラリとしてきたので不思議ですね。しかもバスの中ではいつの間にか眠ってしまい疲れも取れました。

 台湾の楽しみの一つが夜市での食事です。台北に到着するや、荷物をホテルにおいて出かけました。始めは激しい雨に降られましたが、そんな雨など何のその、冷たいビールと美味しい食事があると思うと全く気にもしないので、人というものは調子の良いものですね。

 そんなこんなで台湾最後の夜も終わり、翌日は日本に帰るだけとなりました。
しかし、最後の日になって一つ大きな失敗をしました。出国手続きを行う際に、手荷物検査でお土産にいただいた発酵豆腐が液体と認識されてしまったのです。
機内持ち込みにせずに荷物預かりにしておけば、こんなことにはならなかったと思うのですが、後の祭りですね。せっかく僕達のために作っていただいた大切な豆腐が、没収されてしまい、この事が今回の唯一の心残りです。

 しかも今年2月スキーイベントでインストラクターをしてくれた藤本さんにといただいた分までもが没収されてしまい、悪い事をしてしまいました。

 次回からはやわらかい物はすべて荷物預かりにするべきと思いました。
いろいろとありましたが、やはり台湾タンデムサイクリングは最高です。来年も参加したいので宜しくお願いいたします。

(にし まさつぐ)

参加者の感想3へ


Posted in イベント報告, ニュース

Comments are closed.