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<日本・台湾友好親善タンデムサイ クリングin宮崎>報告集

<日本・台湾友好親善タンデムサイクリングin宮崎>報告集
(2018.11/17~11/20)《連日、国際親善を深めた日々》

※はじめに

宮崎空港到着

2018.11.17~11.20にかけて宮崎県で行われた宮崎サイクリング協会主催・NPO法人サイクルボランティアジャパン(CVJ)、展翼合唱団視障天使協力者隊共催の「日本台湾友好親善タンデムサイクリングin宮崎」CVJと台湾側との2013年2月以来13回目となる交流イベントとして実施されました。

台湾からは18名(内、視覚障碍者9名)、宮崎県外から11名(内、視覚障碍者6名)、宮崎県内から5名の34名が集い歓迎会と2泊3日の宮崎県内のサイクリングを楽しみました。宮崎県外からの鹿児島・福岡・関東2名・関西7名の参加者は11/17夜の「歓迎会」出席のために、飛行機、フェリー、バス、自家用車などを利用し、集合場所の西都市にある「さいと温泉」に集まりました。

※11月17日歓迎会 ハプニングの一日

この日の天気予報は1週間前から変わらず「雨」。
当日朝、宮崎港にフェリーで到着する関西からの5人のメンバーは、当初の予定では船旅の疲れをとるためにまずホテルにチェックインし、温泉でくつろいだ後、午後から宮崎市内の公園でサイクリングを楽しむ予定でしたが、2日前の予報で午後からの雨の方が強いとのことで急遽午前中にサイクリングをすることに予定を変更し、宮崎に向かいました。

歓迎会の一コマ

さて、迎えた当日ですが、早朝フェリーから外を見ると雨模様で自転車は難しいかあと思っていたのですが、入港時には雨も上がり、南国の強い日差しが感じられるくらいまでになっていました。これでOKとレンタサイクルのある阿波岐原公園管理事務所に行くと視覚障碍の方が2人おられるため借りる予定であったタンデム自転車2台の内、1台が故障で使えないとのことがわかり、2人のみタンデムを借りて公園近辺をサイクリングすることにし、あとの3人は、折から巨人軍が青島にキャンプに来ているとのことでそちらの方に行こうと予定変更で港に迎えに来てもらった車で青島に向かいました。ところが練習はキャンプ地ではなくドーム球場とのことで、ちょうどそこへの移動にタンデムを借りられることがわかり、ポタリングと見学の両方を楽しむことができました。

モンベル社協賛品

また、関西からのあと2名は宮崎行きではなく、大阪南港から鹿児島県志布志港に入港するフェリーに乗り、下船後100kmほどを持参のタンデム自転車で移動し、宿泊場所のさいと温泉に合流する予定でしたが、あいにくフェリーのメインエンジンの一つが故障とのことで3時間ほど遅れての志布志港着。そのため時間的に全行程を走れず、一部電車で移動し、宿ではなく台湾メンバーが来日する宮崎空港でピックアップするといった形での合流というハプニングがいろいろあるなかでのサイクリング前日となりました。

一方、台湾メンバーの方は、17時10分予定通りチャイナエアラインの台北からの直行便で無事来日。空港で、記念撮影をした後、ホテルの送迎バスでチェックイン。ただ、入国時の通関とホテルへの移動とホテルチェックイン後、部屋のカギ渡しなどに予定したより時間がかかってしまい、部屋で休憩をとる間もなく荷物を置き、すぐ夕食会場への移動となってしまいました。アルコール飲料などを飲みながらの夕食が一段落し、いよいよ“歓迎会”の開始です。

双方からの挨拶の後、プレゼント交換では、日本側からCVJよりハローキティのハンカチ、CVJメンバーの中村さんからの手作りキーホルダー、9月台湾でのサイクリング時の報告集手渡しなど。台湾側からはリュック、キーホルダー、持ち運びに便利なように収縮可の水筒をはじめさまざまなギフト交換のひとときが続きま
した。また、今回のイベントにご協賛くださったモンベル社からは、イベント参加者全員にモンベル社オリジナル水筒が提供されました。プレゼント交換一段落後、台湾からの参加者の一人でボランティアの中心メンバーの一人黄朝松さんが、11/28に誕生日を迎えられるとのことで、みんなでバースデイソングの合唱や10号サイズのデッカイケーキのろうそく吹き消しセレモニー、日本側参加者から各人が工夫した地元の名産品などを手渡すなど、黄さんの盛大な誕生祝いで盛り上がりました。セレモニー後にカットされたケーキは食後のデザートとして全員美味しくいただきました。

※11月18日 イベント初日

開会式にて(西都市)

朝食後、ホテルのバス、タンデム自転車自走などで、開会式会場の西都市「このはな館」へ全員が移動。
開会式には地元西都市の市長さん、宮崎県視覚者協会会長さんが来賓として歓迎の挨拶をくださり、地元新聞2社も取材し、後日それぞれ報道してくださるなど現地の歓迎ムードいっぱいのなかでの開会式となりました。式後は、いよいよペアに分かれてのタンデムサイクリング開始です。

会場が西都原古墳群エリヤで行なわれたため、まず足慣らしに10分ほど走った内部が開放されている古墳で内部見学、準備体操、記念撮影を行い、次にサイクリングで考古博物館を訪れました。館内では説明する言語の関係で日本・台湾組に分かれ、太古の時代からの展示物(ほとんどがコピーでないオリジナルのもの)やスライド、資料整理の部屋などの説明を受けた後、お菓子などの補給食・飲み物で休憩をとるなどひとときを過
ごしました。

その後、新富町にある古民家レストラン「まどころ」まで走り、和会席料理の昼食をいただきました。このレストランの敷地内の離れの2階が昭和の生活用品の展示館になっており、またこれまで2本の映画のロケ地となった情緒あふれる敷地散策を楽しみました。

地元バンド「もっこり」演奏

午後からのサイクリングでは、隣接する佐土原町に向かい、歴史資料館である「鶴松館」(薩摩藩島津家の分家の城跡)をまず訪れました。スタッフの説明(日本語だけでなく英語によるガイドも事前に手配してくださっていた)で過去の時代に思いをはせたり、自由に試着できる鎧・カブト・陣羽織を身につけ記念写真を撮ったりするなどして過ごしました。

その後、同じ町内にある地元特産の佐土原人形館「ますや」では工場見学と特産の人形が並べられた売店でのひととき、長峰ようかん店では名物の「鯨ようかん」を試食するなどして過ごし、昨日泊まった「さいと温泉」をゴールに約25kmのサイクリング楽しみ、その疲れを温泉で癒し、夕食のテーブルを囲みました。

夕食一段落後、この日は会場に宮崎サイクリング協会会長でCVJメンバーでもある奥口さんが所属する3人の音楽グループ「もっこり」が来てくださり、歌の披露と共に日本・台湾でも馴染みのある歌の数々をギター伴奏してくださって、日・台メンバーの歌の饗宴で大いに盛り上がりました。

※11月19日 イベント2日目

この日は、西都市から宮崎市を経由して観光名所である青島までのサイクリングのメイン日程です。テレビ局のニュース番組で紹介のため午前中取材が各所で行われることになっていたのですが、朝から雨。天気予報では午前中の早い時間に上がるとの予報でしたが、結局昼食時まで、強くはないものの止むことのない雨の中でのサイクリングとなりました。

1日を通してのコースは、廃線跡を利用したサイクリング道、公園内の林間コース、宮崎市を過ぎてからは海岸沿いのサイクリングコースと一般道を余り走ることなく安全なコース設定された道で50kmほどのサイクリングを楽しみました。

昼食は、港の見えるレストランの2階で海鮮丼、焼き魚定食、てんぷら定食など10数種類から各自事前にチョイスしたメニューの食事を楽しみました。

昼食後は、宮崎県庁を表敬訪問したり、総合運動公園では自転車バンク体験をするなどのひと
ときを過ごし、青島へ。島へは自転車で渡り、青島神社の参拝、鬼の洗濯板などの散策と記念撮影を行い、「神話の湯」という温泉のある「あおしまフィッシャーマンズビーチサイドホステル」にチェックイン。
夕食前の18時15分から午前中取材されたTVニュースの放映をみんなで見た後、夕食会場へ。テーブルが狭かったこともあるのですが、てんぷら、刺身など一度に配膳されずこれでもかといった感じで次々と料理が運ばれてきて、台湾の方々にも十分喜んでいただける和食メニューでした。

温泉につかり雨のサイクリングの行程の疲れもとり、夜は日本側メンバーの部屋に台湾の方々も台湾のお酒、つまみを持ち込み有意義な両国の国際交流のひとときを遅い時間までもちました。

※11月20日 イベント3日目

ホテルの部屋から朝日が昇るのを見て、昨日と違い晴れを確認して、清々しい目覚めとなりました。
ホテル内のイタリアンレストランでビュッフェ形式の朝食をとり、ホテル駐車場でカフー世界2位の原田さんの太極拳を取り入れた準備体操の後、出発。

閉会式にて

一旦宮崎市まで昨日の自転車道または一般道を走り、その後河川敷をこの日の目的地である綾町まで、ほぼ平坦なコースを進むルートもあったのですが、一般道は交通量が多い、また昨日と違うコースの方がいいのではという判断で距離的に短いルートを選択したため、何度か登り坂があり、台湾の方々が使用されたタンデム自転車が3段変速しかなかったため、少し厳しく前後の間隔も途中開いてしまうといった40kmほどのサイクリングとなりました。

途中、スーパーマーケット・登り坂の途中休憩で食料・水分補給をしながら進んだのですが、休憩時間や走行予定時間が思ったよりも時間がかかり、また、ゴール予定地点から昼食会場までのバスの手配がうまくいかず、その分も自転車走行することになるなど、メインの綾町で予定していた酒泉の杜、ほんもの館、綾城などの観光ができないまま、予定とは異なる急坂コースにアタックして昼食場所のてるのはの森に13時過ぎ全員無事ゴールしました。

ゴール地点で

食事が一段落した会場で「閉会式」を行い、準備体操をしてくださった原田さんの通訳で進行され、日本側と台湾側からは2名の挨拶があり、歓迎会を含め楽しかった4日間の日々と今後も双方の友好親善を深めてい
くことが確認されました。

ここでも時間が延長し、昼食後、温泉入浴の予定があったのですがあきらめ、15時半ホテルのバスなどに分乗し、宮崎市に戻り、その後日本側メンバーは、飛行機、フェリー、自家用車などでそれぞれ地元に戻りました。

台湾メンバーはこの日宮崎市駅前に宿をとり、夜の街の散策。翌日は思い思いに宮崎市内の観光などを楽しみ、夕刻の飛行機で帰国されました。

<文責> 大島政廣(おおしま まさひろ) 枚方市在住http://cvjapan.org/wp3/?p=6237

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