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日台親善サイクリング 参加者さんの感想

本編からつづく
日台親善サイクリングに参加して

CVJ理事  糸川久美子

 今回初めて台湾のタンデム自転車イベントに参加しました。愛媛県で障がい者自転車の活動をされている「タンデム自転車NONちゃん倶楽部」代表の津賀薫さんのチームと同じ飛行機に乗り合わせ、新しい世界を経験することができました。
台湾の方々は親日家で積極的に話しかけてくださいました。国全体がエネルギッシュに感じました。国境と障がいと県と団体を超えた交流は脳のあらゆるところを刺激しました。普段の生活からは味わうことができない非日常的な体験は言葉で表現しきれないです。この活動が世界の価値観を変えるかもしれないですね。いろんな人を巻き込んで交流の幅を広げ、言葉の壁も乗り越えたいと思いました。関わってくださった皆さまに心から感謝いたします。ありがとうございました。

(いとかわ くみこ) 島根県在住

タンデム自転車を通じた台湾の方との交流を終えて

CVJ会員  小山 結美

 私は、台湾での交流サイクリングは、2年前に一度参加させてもらっており、去年の宮崎に台湾の方が来られたときの交流を含めると3回目の参加でした。

今回も台湾の皆様に温かく迎えていただき、関わっていただけて、とても感謝しています。

今回については、前2回に参加させてもらった時に、台湾の視覚障害の方、ボランティアの方ともっとコミュニケーションがとりたいと感じていたことを、生かしたいと思っていました。

宮崎に台湾の方が来られた後、今回の台湾に行かせてもらうことが決まり、その後、独学で中国語を学び始めたのですが、忙しくなり途中でやめてしまっていました。

ただ、コミュニケーションを諦めきれず、ポケトークという翻訳の機械を今回持っていき、片言の英語の方が通じることもありましたが、周りの方と些細な会話を楽しむことができました。このことの喜びは今回大きく感じました。

あと、今回は、今までの交流を重ねておられるところからということだと思いますが、台湾の皆様から、よく話しかけていただけたように感じました。英語が堪能な方が多く、自分の語学の拙さが残念にも感じましたが、今回は通訳の謝さんが丁寧にサポートしてくださったこともあり、バスの中での台湾の方の自己紹介や、サイクリング中の街の様子などもよくわかり、本当にありがたかったです。

あと、台南の街の美しさ、木綿の花や道教の寺院の鮮やかさ、3日目の温泉までの坂道をタンデム自転車で上り、頂上ではみなさんが登ってくるのにエールを送ることができて、完走の喜びを分かち合えたことなど、感動の経験を味わうことができました。

国が違ったり、目が見えたり見えなかったりしても、タンデム自転車を通じて、多くの方の支援のもと集まることができて、同じ時間や喜びを共有できるということ。私がタンデム自転車に感じている喜びは、一体なんだろうと言葉にならないところがありましたが、今回の交流ではその答えをもらえたように思いました。

皆様のご支援に心から感謝いたします。ありがとうございました。

こやま ゆうみ)大阪府在住

3回目の交流

外園 健次

 今回で2回目の台湾への渡航、そして宮崎でのイベントにも参加させてもらったので、台湾の方々との3回目の交流となりました。やはり台湾の方々は元気で楽しく、言葉はわからなくても一緒にいるだけでなんだか楽しい気分になれます。

12月からテレビやラジオ、Podcastなどで中国語を耳に入れて勉強してみましたが、やはり日常会話の聞き取りは難しく、話すのはさらに難しい印象を受けました。それでも、誰かが話している中国語の一部がテレビやラジオで聞いたことのあるフレーズと同じだとわかったりする場面もあり、なんだか嬉しかったです。

話す方では、台湾の方に笑っていただこうと「お腹いっぱいです」というフレーズといくつかの単語を覚えていきました。脈略のないところで「お腹いっぱいです」と言っていたら笑ってもらえた場面もあり、嬉しかったです。
これまでの交流では、言葉の壁に臆病になっていたこともあり、台湾のブラインドの方々とお話しする機会がありませんでした。しかし今回の交流では、ほんの数名ではありましたが、お話ができて楽しかったです。日本語や英語でのコミュニケーションでしたが、なぜか私の日本語もカタコトになったり、英語の文章で話しかけてくれる台湾の方に単語で答える私の能力は少し残念でしたが、英語や中国語をもっと勉強しようという気持ちになれました。

また、今回はCVJのイベントに参加する以前からの知り合いも多く参加していたため、これまでよりリラックスして参加できたし、多くの場面で助けていただきました。なぜか私は孤立してしまう場面が時々ありましたが、そんな時には台湾の方々に声をかけていただき誘導してもらえて助かりました。ちょっと不愉快になりそうな場面も、台湾の方々の親切に触れる機会をもらえたと思えば良い思い出です。

ちょっと残念だったのは、メンバーの口からちょっとした本音というか、聞いてはいけなかった言葉を耳にしてしまったことでした。タンデム自転車にしか乗れない私のような視覚障害者にとってはつらく、このようなイベントの存在を否定するとも受け取れる言葉はショックでした。

それでも、台湾の方々との交流の機会を作ってくれるCVJには感謝しています。そして台湾の方々はやはり最高です。本当にありがとうございました。今回、個人的に思う所も出来たので、一緒に参加してくれる良きパートナーを見つけられたら、また参加したいと思います。

(ほかぞの けんじ) 鹿児島県在住

至れり尽くせりのもてなし

小森 茂之

今回は単独自転車でサイクリングしました。日本の初夏のような気候で雨にも降られず三日間楽しめました。

 毎度のことながら台湾側のサポート体制には感心させられます。交差点で車を止めても運転手は暖かく見守ってくれている。食事のこと、給水や道路の交通整理のこと、至れり尽せりです。

安心感があり、いつも気分よく走れて最高でした。

 私は45年以上一日二食を続けていますが、豪華でたくさんの料理が三食出て、更に間食も配られて胃が少しもたれました。サイクリングにはついていけますが、みなさんの食欲にはついていけませんでした。

帰国してから風邪引きました。日本は寒い。

(こもり しげゆき) 和歌山県在住

台湾のパワーはすごい

NONちゃん倶楽部 代表 津賀  薫

 今回どうしても台湾のイベントを勉強させていただきたいとの思いで、参加させていただきました。
松山から直行便が出ると言うこともあり、台湾という地を知りたかったのです。

行って良かった!!台湾のパワーは凄い!!

98名の参加者で2泊3日のイベントとなると、どれほどの準備やスタッフの力が要るかが分かるだけに、感動以外の何者でもありませんでした。時間的にもスタッフの方々は睡眠時間もあまりとれなかったのではないでしょうか。

私は先ずタンデム自転車の魅力を再認識しました。タンデム自転車だから活動ができているのだと。

一人自転車で走るわびしさを感じたものです。そしてEバイクの素晴らしさを痛感しました。

高齢者のこれからの生活には欠かせないツールであると思いました。松山から参加させていただいたメンバーは、自転車の漕ぎ方論議に加え、体幹の重要性論議に花が咲き、これからのマッサージにも役立つ体験ができたと喜んでおります。

松山でこれからも一人でも多くの笑顔の花を咲かせる活動を続けていきたいと願っています。お誘いいただき本当にありがとうございました。感謝です!!

(つが かおる) 愛媛県在住

3日間喋り続けた台湾サイクリング

岡本 和弘

 台湾国は非常に親しみのある国。ここ10年ほどは輸出入の仕事の都合で年に1ヶ月以上の台湾滞在も多くなりました。滞在中の楽しみは休日に自転車で台湾一周(環島)を今までに4回したりと各地へのサイクリングでも楽しませていただいてます。

ここ3年ほどはフルマラソンやトレールランニングへのエントリー。そして台湾百名山(百岳)アタックなど、スポーツ大国としても面白く感じております。

そんな中、今回ご縁をいただき初めて台湾でのタンデム自転車パイロットの経験をさせていただきました。さすが自転車大国、集まったタンデム自転車の台数もすごく日本ではこんなにも集まりません。

日本でもここ6年ほどタンデム自転車のパイロットをさせていただいております。国内でパイロットを行う際は、視覚障がいの方へ全て言葉での案内に徹します。ただ国内の場合はお互いに長年住んでいる場所のため説明はある程度省略しても通じます。しかし海外の状況はほぼ全てを言葉にしなければならないため、3日間乗車時はずっと状況を伝え続けることになりました。

おかげで言葉の表現スキルへのトレーニングにもなりました。今回バス移動の中でたまたま隣の席に座ることになった朱振元さんはツアー実務運営のリーダーの方でした。運用のことや普段のお仕事のことなど聞けて本当に勉強になりました。

台湾のみなさんは非常に情熱的で気づかいも深く感謝しております。おかげで自分がまだ見たことのない地域を安心して走ることができました。今後ともお互いに協力し、国境を越えて両国の視覚障がいの方の生きがいになるイベントの発展に寄与できればと思っております。

初日の歓迎会や、走行中の状況など、台湾メンバーの方々のエネルギに驚かされました。あのエネルギは一体どこからくるのだろうと考えていましたが、やはりそれは彼らのホストとしての気遣いと責任感だったと思いました。

また、視覚障碍者に対する接し方ですが、どの方が視覚障碍者であるのか分からないくらい、さりげない接し方をされていると感じました。対等な関係であるということはとても重要なことだと思います。

今回の2泊3日のイベントでは、走行中の右・左折の際の交通整理や、途中での観光や宿泊先でのレクレーションなどにもたいへん気を遣っていただきました。いつしか自分も「お客様」になってしまい、つい、立場を忘れてしまうことも屡々(しばしば)でした。自分の場合、このようなイベントが初参加というのもありますが、こちらがホストになるとき、ここまで気遣いできるかどうか不安があります。

今後、多くのイベントで場数を踏んでいくことが必要であると痛感しています。

(おかもと かずひろ) 愛媛県在住

自分を見つめ直す旅

岡本 みあさ

 今回、自身初の台湾での海外サイクリングボランティアであったため、台湾の方々と上手く交流できるのか、サイクリングを楽しめるのかなど、とても不安でした。

しかし実際に参加すると、台湾の方々の手厚い待遇と良好な天気やコース、美味しい料理に恵まれ、楽しむ事ができました。私はサイクリング初心者でしたが、遅れても背中を押して一緒に走ってもらったり、励ましてもらったりして、心強かったです。

また今回のボランティアは、サイクリング以外に視覚障害の方々との交流もメインであったため、視覚障害について、改めて自身の考えを見直し深める事ができたと考えています。
今回の海外サイクリングボランティアは、自身の精神、体力、コミュニケーション力を見つめ直す良い機会になりました。

特に今回はサイクリングで自身の体力の無さに驚き、普段の運動を頑張るきっかけ作りができました。今後も様々なボランティアに参加する予定ですが、今回の学びを活かし、人生を楽しんでいきたいです。

(おかもと みあさ) 愛媛県在住

タンデムサイクリングに参加して

佐々木一明

 海外旅行も初めて、一日50kmのタンデム走行もなにもかも初挑戦で最初は不安でしたが、1日目、2/28台北→台南のケンブリッジホテル(51kmライド)無事に完走して一安心。

台湾の人たちの暖かい出迎え激励にパワーをもらいました。

パイロットを務めてくれるのは愛媛NONちゃん倶楽部の岡本さんです。体力、自転車操作にたけているので安心して走ることができました。景色の説明を受けながら、自転車の乗り方のテクニックを教えてもらいながら楽しく走ることができました。

3日目は山登りが多かったので、2日間に練習した体幹を使ってのペダリングを試すチャンスです。ゴール地点まで必死で漕ぎました。

登り切った後の爽快感は最高でした。台湾の日差しは想像以上にきつく、帰国してすぐに顔の皮がむ
けました。

台湾サイクリングに参加して貴重な体験をさせてもらい本当にありがとうございました。

(ささき かずあき)愛媛県在住

「嘉南山海湖畔追風行」

柴田 尚

久しぶりに台湾自転車ツアーに参加しました。

台湾の友達とも久しぶりの再会を楽しみました。
年齢的にパイロットは無理と判断し一人乗りの自転車で参加しました。北回帰線を南下すればそこは熱帯、輝く太陽の下南国の空気を満喫した三日間でした。

今回は、烏山頭ダムを訪ねることを一番の楽しみにしていました。
烏山頭ダムの堰堤を自転車で走り、八田與市技師の偉業を身体で感じることができました。

ツアーは、一人乗り自転車の気楽さを生かし、先頭グループから最後尾まで自由に行き来し、途中の素晴らしい景色や、色とりどりの南国の花の写真を撮ることができました。

私にとっては最後の、日台友好サイクリングを楽しむことができました。
今後は、台湾の皆さまが来日された折に歓迎会等のお手伝いをすることにより、両国の交流に役に立てばと思っています。

(しばた たかし)大阪府在住

とっても楽しかったです!

廣岡 愛子

 今回の、台湾サイクリングは初めての体験の連続でした。目が悪くなって海外へ行くのも初めて、台湾へ行くのも初めて。三日間、自転車をこぎ続けるのも初めて、カプセルホテルに泊まるのも初めて、いろんな初めてがありました。

行くまでは、いろいろ不安なこともありましたが、サイクルイベントは、とても楽しかったです。台湾の方々の、サポートの手厚さにびっくりしました。サイクリングのコースも、とても走りやすい道路で、気持ちよく走ることができました。交通整理のボランティアなども、とても行き届いていたと思います。観光スポットや、要所要所で、シャ(謝)さんの通訳があり、とてもわかりやすく楽しめました。

最後に、山道を上ったことも、サイクルイベントをやり切った感があり、とても満足でした。

一般的な、ツアーではなかなかできないことも、今回のサイクルイベントで体験させていただき、本当に感謝しております。私にとってとても貴重な2泊3日でした。サポートいただいた方々に、本当に感謝しております。ありがとうございました

(ひろおか あいこ)兵庫県在住

《編集後記》
2013年2月14日バレンタインデーに台北市内のレストランで展翼メンバーの方々と初めて日本・台湾の視覚障碍者を交えた国際交流についての懇談以来、両国で交流を積み重ね、今回が15回目のイベントとなりました。
参加者のみなさま方のご協力により3/3に帰国して2週間余りでこの報告集を編集・発行することができ、とてもうれしく思っております。

今回のイベントは台南地区の参加者があり、ほぼ100名の参加者があったため、写真のように30台を越えるタンデム自転車が走る姿はとても壮観なものがありました。
準備・運営にあたってくださった展翼視障天使協力者隊のみなさまにこの紙面をお借りして心よりお礼も申し上げます。ほんとうにありがとうございました。

参加者の方々の感想から、この間の日・台友好親善交流について、また充実した今回のイベントの一環が伝われば幸いに思います。
今後、10月10日前後にも台湾を訪問し、同様のサイクリングを楽しむ予定でおります。ぜひ、今から日程調整をして、温暖な気候、熱烈な台湾のみなさんとの交流を体感していただければうれしく思っております。

<編集担当> 大島政廣 (おおしま まさひろ)

 


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