参加者の感想(順不同)

「息子の成長」
 矢沢 伸子(やざわ のぶこ) 吹田市在住

第4回となる「ふれあいサイクルイベント」。私自身は3回目の参加です。
思いだすのは、初めて大島先生に誘っていただいた第1回目。
息子との旅行には万全の体制で臨まないといけないし、ましてや夏のサイクリングはハードルが高すぎるなどといろいろ考えて、結局仕事の都合もあってお断りしました。
しかし、興味も少しあって翌年は参加する事に・・・。

控えめに「徒歩グループ」の参加で、ボランティアの方に付き添っていただいて尾道をのんびりと楽しみました。
そして、お友だちの下村さん親子が颯爽とサイクリングをされる姿に感心した事もあって翌年はいよいよサイクリングデビュー。
しかし日頃、車移動主体の生活。事前に自主練習はしていたものの上り坂は正直きつかった!!
でも、スタッフの方々に先導してもらって、何度か厳しい所を乗り越え出会えたしまなみ街道の雄大な景色はほんとうに美しく、頑張った自分への素晴らしいご褒美でした。
また、いつのまにか、息子の付き添いという立場から離れてすっかり楽しんでいる自分にも驚きました。

回を重ねる毎に、親の手を離れスタッフの方に支えられ少しずつ成長していく息子の姿を見る事が出来るのも、このイベントの楽しみの一つ。
高校生となったので当たり前かもしれませんが、今年より息子は男子部屋所属。同室のお兄さん方にいろいろ声を掛けていただいて問題なく過ごす事ができたと思います。
ありがとうございました。

それからもう一つの新たに増えた楽しみが・・・。
1年に1回、再会する方。初めてお会いする方。たくさんの出会いがあります。
今回の旅行前、私事ではありますが、今春子どもが卒業した中学校50周年行事役員として呼び戻される事になり、予期せぬ2年任期の仕事に正直モヤモヤした部分を抱えていました。
しかし、新たな学びに挑戦したり転職されたり、そして第二の人生をスタートされたりとそれぞれの人生を歩まれている方々と触れ合う事で、来た波を自ら乗り切っていく気持ちにさせてもらいました。

また来年、素晴らしい景色。人。そして成長した息子と出会える事を楽しみにしております。パワフルな皆さんに再会できるよう私もがんばりたいと思います。
最後に、「ふれあいサイクルイベント」の開催に携わられたすべての方々に今年も快適で安全な旅を過ごせたことを感謝しております。ほんとうにありがとうございました。

  
<矢沢君>        <矢沢さん>

「楽しかった!」 四方 柚香里 (代筆 四方敬介)
(しかた ゆかり 父;けいすけ) 茨木市在住

今回2回目の参加となったサイクルイベント。
昨年は、親の心配をよそに、いろいろな体験をして「楽しかったあ」と帰ってきた柚香里。今年は、開口一番、「自転車に乗ったあ」とさらにびっくりさせてくれました。

以前から、自転車に興味はあったのですが、怖がりな性格のうえ、突発的に行動してしまうことが多々あり、親の方も積極的に体験させることもなく、今まで過ごしてきました。
今回も昨年同様、「バス観光」をお願いしたのですが、現地でタンデム自転車を試乗し、結局、30kmを走破したとのこと。帰宅後は、「気持ちよかったあ!。楽しかったあ!」と大興奮でした。
急な変更にご対応していただいて、このような貴重な機会を与えてくださり、ほんとうにありがとうございました。

その後も、船に乗ってグルグル(渦潮)を見たことや、阿波踊りを踊ったことや、カラオケで歌ったこと、手あそびをしたことなど、おしゃべりが止まらないほど、目を輝かせて報告してくれました。
昨年同様、いろいろなところで、大島先生をはじめ各ボランティアさんの細やかな配慮に心から感謝しております。
来年もぜひ参加したいと今から楽しみにしております。
  
<四方さん>

「淡路島サイクリング」
 岡田 真美(おかだ まみ) 茨木市在住

 6月4日から6月5日、淡路島へサイクリングに行きました。
 小豆島から一年が経ち、サイクリングの皆様に再会してほんとうにうれしく思っています。
 茨木市から淡路島の伊弉諾神宮までバスで移動しました。
 伊奘諾神宮では交通安全祈願を神主様と巫女さんにしてもらいました。神主様から案内があり、竹澤先生が前に出られ、代表でお願いをしました。祝詞やお祓いが長かったです。
 福良港に行くバスの中で昼食を食べました。お弁当をひざに置いて食べるのがむずかしかったです。
 福良港から日本丸に乗船して、鳴門の渦潮を生まれて初めて生で見ました。迫力があり、びっくりしました。
 もう一度バスに乗って灘漁港に移動し、サイクリングを始めました。中津川までの約13キロの行程を竹澤先生を先頭に出発しました。けれども先生はずっと早いペースで走って行かれたので、私がグループの先頭になりました。中津川のトラックの所に着いてもおられませんでした。先生はトラックに気づかず、坂を上っていたそうです。ご自分で気づかれて戻って来てもらえて良かったです。
Aグループが最初に出発したので、中津川でずい分待ちました。ようやくそろったので宿舎のエトワール生石までバスに乗ったのですが、すぐに着いたのでびっくりしました。宿舎は全館貸切だったので、うれしかったです。
 17時から18時まで、宿舎の駐車場で、タンデムの試乗を楽しみました。一人乗りよりタンデムは足の長さが必要でこぎにくかったです。
 お風呂は晩御飯グループで20分間ずつ入りますが、四方さんと入りたくて、私の前のグループで入ってしまいました。ボランティアの有松さんにご迷惑をかけてしまい、ほんとうに申し訳ありませんでした。
 18時30分から地元洲本市副市町の森屋康弘氏より歓迎のあいさつを受けて、夕食が始まりました。同時に全体交流会とリクリエーションを楽しみました。最後にホールに出て、阿波踊りをしました。うでがつりました。夜中、筋肉痛で安眠できませんでした。レクリエーションの最後に私担当の手話歌を予定していたのですが、完全に忘れられたので、翌朝一番にやらせてもらいました。
 8時に旅館から伊弉諾神宮に向かって出発しました。二日目はAグループが最後尾です。
 途中、洲本市大浜公園をそうじしました。くまでのほうきを使ったのは初めてで、掃きにくかったです。そうじの済んだ浜で創業百年を越える和菓子屋さんの「あさひ餅」を食べました。食感がやわらかくておいしかったです。地元のテレビ局の人が「洲本瓦版」の番組の取材に来て、私たちもカメラの前で、
「スモト カワラバン ハジマリマ~ス」
と言わせてもらいました。テレビに出る事が一番の夢で、『ここで出られたら』と思ったのですが、勇気がなくて前に出る事ができず、残念でした。
 「たこせんべいの里」でお土産を買いました。どれがいいか選ぶのにいろいろ試食して、おなかがいっぱいになりました。
 障がい者の就労施設「さくらんぼの里」で昼食を取り、交流会のひとときを過ごしました。
 二日目は、伊奘諾神宮に全員、時間通りに集合できて良かったです。二日間安全を見守ってくださった神様に、感謝のお参りをしました。
最後になりますが、サイクルボランティア・ジャパンの方々をはじめ、いろんな方にお世話になって、ありがとうございました。大島先生のお話から、支え合いが大切なんだと感じました。これからもいろんな人から支えをもらって、いろんな地域に行きたいです。
  
<岡田さん>              <自筆の感想文>

「淡路島のサイクリング旅」
杉村 尚紀(すぎむら たかのり) 茨木市在住

 伊弉諾神宮でさんぱいのお参りをしました。おまもりをもらって、うずしおクルーズの日本丸にのりました。けしきがきれいでした。
 そのあと「南淡路島水仙ライン」で、サイクリングをしました。
 「エトワール生石」にとうちゃくして、さいしょは、タンデム試乗会をしました。おふろに入って、夕食を食べて、そして全体交流会をしました。あわおどりをしました。にがおえコーナーで、にがおえをかいてもらいました。たのしかったです。
 2日目は、あさひがみえました。
 そして、サイクリングをしました。大浜公園で、清掃をしました。大福もちを食べました。
 たこせんべいの里で、おみやげを買いました。さくらんぼの里で、お昼ごはんを食べて、交流とさんかんをしました。2時までに、伊弉諾神宮に、とうちゃくして、おまいりして、バスにのって、お楽しみのクイズと反省会の2日間の感想などして、茨木にとうちゃくして、おうちに帰りました。たのしかったです。

<杉村君>

「タンデム自転車体験記」
 鈴木 昭二(全盲)(すずき しょうじ) 大阪市在住

 6月4~5日、CVJ「サイクルボランティア・ジャパン」主催による「第4回ふれあいサイクルイベント」が淡路島でおこなわれ、参加者が89名(「障がい者」30名うち視覚障がい2名)が梅雨の晴れ間の爽やかな風が吹く淡路島に集い、観光と自転車ツーリングを楽しみました。 
 < 伊弉諾神宮 >
 日本書紀によると伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が国うみ・神うみの大仕事を終えたのちにしずまったとされる幽宮(かく  
りのみや)のある日本最古の神社です。格別のお取り計らいで、神楽まで観賞することができ、交通安全のお守りをいただきました。
 < 渦潮観光 >
 福良港から、うずしおクルーズ船日本丸に乗船。月に3度しかないという大潮の日に当たり、大きな渦を観賞しました。
 < 南淡路水仙ラインサイクリング >
 いよいよメインイベント。南淡路水仙ライン「13キロ」を「サイクリンググループ」と「徒歩グループ」に分かれて楽しみました。「サイクリンググループ」は、A班、B班、タンデム班に分かれて、リーダーを先頭に集団で走行しました。海辺の道は、交通量が少なく、頬に当たる潮風を受け、心地よくペダルを漕ぎました。私のパイロットを担当していただいたボランティアは同い年。どこへでも奥さんといっしょにタンデム自転車で枚方から遠方まで出かけるベテラン。なかなかの健脚です。
 < 夕食・レクリエーション >
 洲本市副市長から歓迎挨拶をいただき、夕食の途中、カラオケを歌う者・歌演奏・踊り・手あそびなどたくさんのレクリエーションを楽しみました。
 < 30kmサイクリング >
 2日目は数日前から雨の予報が出ていたのにもかかわらず、時折晴れ間も見られるほどのサイクリング日和。快適に30kmを走破しました。
 私たち視覚障がい者にとって、自転車に乗ることができるのも、晴眼者のパイロットのおかげです。大阪府ではタンデム自転車は二人乗りとみなされ違反となります。全国でタンデム自転車が公道を走行できるのは、長野県、山形県、兵庫県、愛媛県、広島県と一部解禁されているのが和歌山県です。
 「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」は、大阪府に公道走行を許可いただけるような安全を実証し、視覚障がい者の新しい移動手段・健康増進・エコロジーをかかげ一日も早く自由に街を走れることを願って活動をしています。
※この原稿は「ウイズ東淀川運営委員会」発行の「ウイズ東淀川」に鈴木さんが投稿されたものを掲載させていただきました。

<鈴木さん>

「タンデム自転車体験記」 久保田 晋也 (代筆 久保田 宏美)
(くぼた しんや 母 ひろみ) 茨木市在住

先日は、「ふれあいサイクルイベント」でお世話になり、ありがとうございました。
心配していた天気にも恵まれ、元気に帰ってきました。
バスから降りてきた晋也の顔が、ニコニコといい顔で、 楽しい旅行だったなと、直ぐに感じました。
晋也はあまり言葉が多くないので、表情が何より多くのことを語ります。
少し日に焼けて、ちょっと自慢そうに、自信ありげな表情は、この旅行で、また少し経験を積んだことを思わせてくれました。
晋也の口からは、「疲れたけど楽しかった!」と話してくれました。

初日は、自転車の台数が足りず、サイクリングが出来なかったそうですが、2日目は、20kmのサイクリングをしたそうです。
「ワークきらり」の吉田さんの話によると、“気持ち良さそ~う”に自転車を漕いでいたそうです。
実は、サイクリングは久しぶりで、イベントの一週間前から出来るだけ自転車に乗る機会を増やすようにしていました。
ちょっと、フラつくことはあったようですが、本人はいたって気持ちよく乗っていたようです。
それから、少し驚くことがありました。 2日目に“大福をいただく”という予定がありましたね。晋也は、お餅とか小豆とかの和菓子の類は食べないので、 私としては、どうするかな?と興味津々でした。ところが帰ってきた晋也に訊ねると、「食べた。美味しかった!」と話すので、「えっ、え~?」とビックリでした。
吉田さんからも、とても美味しい大福で、晋也も美味しそうに食べていたと聞きました。

やはり、いろいろな機会を持ち、いろいろな経験をし、いろいろな人たちと関わること、それは何より大切なことだと改めて感じました。
このような機会を作ってくださり、ほんとうにありがとうございました。これだけの行程を実行するには、どれ程のご尽力が必要であったかと、感謝の気持ちで一杯です。
来年もぜひ、参加させていただきたいと親子共に話しております。ボランティアの皆様にも、どうぞよろしくお伝え下さいませ。ほんとうにありがとうございました。     

<追伸>
1日目の自転車の件で、わざわざご返事いただき、ありがとうございました。
1日目が「徒歩グループ」になったこと、晋也も気にしておりませんでした。1日は歩いて、もう1日はサイクリングでと、良いバランスだったと思います。
私も前に住んでいた新潟で、スペシャルオリンッピクスや育成会などの役員をしておりましたので、何一つハプニングのないイベントは、先ずないと、よく承知しております。
どんなに周到に準備していても、“どうして?”ということが、なぜか起こりますね。
それを上手に潜り抜けて、楽しく終らせてくださったので、感謝の限りです。
ありがとうございました。


<久保田君>

<写真は「第4回ふれあいサイクルイベント」記録係 柴田 尚さん、Steve Sealさんに提供していただきました>

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